皆さん、お風呂にエプロンがあるのを知っていますか?
もちろん料理の時に使う布のエプロンではなく、浴槽の脇のカバーの部分のことをエプロンと呼びます。
多くの家庭にあるバスタブが、そんなエプロン付きのお風呂です。
そんな浴槽のエプロンですが、「何のためについている?」「なしのものがあるって本当?」という疑問をお持ちの方がSNSなどで多くなっています。
ということで今回は、
・エプロンなしの浴槽のメリットって?
・エプロンなしの浴槽にデメリットはある?
についてまとめてきました。
浴槽にエプロンがついている理由は使用時の汚れを軽減することです。
エプロンなしの浴槽のメリットは、中の掃除が不要であることやカビが発生しにくいことで、デメリットには設置にはリフォームが必要であったり中のメンテナンスができないことです。
各SNSの口コミやリフォーム会社のサイトなどの情報をまとめてきましたので、お風呂のリフォームを考えている方や新築の購入を考えている方はぜひ続きをご覧ください。
浴槽エプロンってなんのために付いてる?
雨で外行けないしステイホームで家の中でできることやり尽くして暇なあなた
お風呂のエプロン外して洗いましょう
エプロンとは、浴槽についているパネルですグッと上げてガッと下を引くとゴゴッと外せます
2枚目はエプロン外した様子ですが、衛生上良くないのでモザイクにしています
ヤバかった… pic.twitter.com/2QYBN9ypMc— 田村 啓/インスペクター (@tamurakey) May 16, 2020
お風呂の脇のカバー部分であるエプロン。
そもそもどうしてエプロンがついているかというと、お風呂の掃除や手入れをしやすくなるからです。
お風呂の形はきれいな長方形ではありません。
人が入りやすいよう、楕円形のような形になっているのがほとんどです。
人が入る部分だけの作りのお風呂の場合、形が複雑であり、汚れがたまりやすくなってしまいます。
しかし脇にカバーを付けてその部分を覆ってしまうことで、水や汚れが入りにくくなりあまり掃除をしなくても済みます。
完全に隙間がないわけではないので何年も放っておくと徐々に汚れがたまっていってしまいますが、カバーとして取り外せるので、わざわざ業者を呼ばなくとも内部のメンテナンスが可能です。
また、一部のタイプのお風呂の場合、ゴムホース等をつなげる必要がありますが、そのスペースを確保するためにエプロンが必要という場合もあります。
このように浴槽にカバーを付けることによって、掃除やメンテナンスをしやすくすることがエプロンがついている理由です。
ちなみにこれから紹介する「エプロンなし」というのは、側面が完全に取り付けられていて、カバーとして外せないタイプのお風呂のことを指します。
そのエプロンなしのお風呂のメリットやデメリットが知りたい方は、続けてご覧ください。
浴槽エプロンなしのメリットを解説
エプロンありの理由を解説したところで、続いてエプロンなしタイプのお風呂について解説していきましょう。
エプロンがない浴槽にはどんなメリットがあるのか、
・周辺の掃除が楽
・カビができにくい
という3つを解説します。
内部の掃除不要
はぁ。
お風呂のエプロン掃除めんどい…
ユニットバスでもエプロンなしがいいな。— へるにちゃん (@herunichan) June 21, 2015
エプロンなしの浴槽のメリット1つ目は、中の掃除がいらないということです。
エプロンがないお風呂は、本来エプロンとされるカバー部分が完全にお風呂とくっついてることで、そこから水などが侵入することがありません。
その結果内部が汚れるという心配がなく、そこを掃除する必要がありません。
周辺の掃除が楽
エプロンなしの浴槽であれば周辺の掃除が楽になります。
バスタブ周辺というのは角っこなど掃除が大変なケースが多く、エプロンがついているとその分汚れやすい部分が多いです。
しかしエプロンなしタイプのお風呂の場合お風呂場にバスタブが一体化しているので、角など部分が少なくなり、汚れがたまる心配やカビができる心配が低くなります。
もちろんまったく掃除が必要ないわけではないですが、掃除する時の負担が少ないです。
カビができにくい
カビができにくいのもエプロンがない浴槽のメリットです。
普通エプロンありの場合はどうしても内部にカビや汚れができやすいですが、エプロンなしの場合その可能性がほとんどありません。
カビができないということはいつでも清潔であり、キレイなお風呂場がキープできます。
と、以上がエプロンがない浴槽のメリットです。
主に汚れや掃除に関するメリットであり、一体化していることによって掃除の必要があまりないようです。
浴槽エプロンなしのデメリットを解説
TOTO 浴槽 ラフィア 1500サイズ(エプロンなし) PHS1510RJ#NW1 PHS1510LJ#NW1
¥232,104.¥232,104 pic.twitter.com/c3N1DF64tC— 桐谷サブロー (@LGwing_) August 18, 2020
掃除が楽になるエプロンなしの浴槽。
続いてそんなエプロンなしの浴槽のデメリットについて、
・設置費用が高くなる時がある
・中のメンテナスができない
という3つを解説します。
リフォームが必要
エプロンありからエプロンなしのお風呂にする場合、リフォームが必要です。
エプロンなしのお風呂はそこまで大がかりではないものの、業者が入って作業する必要があるので、変えたい場合にはリフォームしなければなりません。
設置費用が高くなる時がある
リフォームの時設置費用が高くなる場合があります。
エプロンなしのお風呂にする場合リフォームが必要なことは述べましたが、家の形やお風呂場の構造によってはその費用が高くなってしまいます。
「エプロンありだから安い」「エプロンなしだから高い」というわけでは決してありませんが、リフォーム会社によってもその金額は上下するでしょう。
中のメンテナスができない
3つ目のデメリットはエプロンなしのお風呂の場合、中のメンテナンスができないということです。
エプロンありの場合カバーとして外せるのでメンテナスが必要な場合、簡単にできます。
しかしエプロンなしだとそもそもカバーとして外せないので、メンテナンス等の際には業者などを呼ぶ必要があります。
中が汚れる心配はないですが、内部にホースや機械が入っているお風呂の場合、メンテナンスが自分でできないのがデメリットです。
以上がエプロンなしの浴槽のデメリットです。
主に設置時に関することやメンテナンスの項目がありました。
ただ通常の使用時にはあまり気にすることがないものなので、一度設置した後は心配する必要がないかと思います。
まとめ
浴槽にあるエプロンについてや、そのエプロンがないタイプのお風呂について紹介してきました。
○今回のまとめ!○
・内部の掃除不要
・周辺の掃除が楽
・カビができにくい
・リフォームが必要
・設置費用が高くなる時がある
・中のメンテナスができない
エプロンなしのお風呂はカバーとして外せない分、お手入れの心配がないのがメリットのようです。
お風呂場というのは入った時の汚れや湿気などで汚れやすいところですが、エプロンなしにすることでその負担が減るのは助かりますね。
では、ここまでご覧いただきありがとうございました。
この辺で失礼します。