バッテリーキルスイッチのメリットとデメリットを解説!仕組みはどうなってる?

自動車などのバッテリー上がりを防止するための装置であるバッテリーキルスイッチ。

そもそもどのような仕組みになっているのか、
バッテリーキルスイッチのメリットとデメリットについて気になっている方に、

バッテリーキルスイッチの仕組み
バッテリーキルスイッチのメリット
バッテリーキルスイッチのデメリット

について解説します。

そもそも自動車はエンジンを停止した状態で置いておいても、バッテリーの自動放電や微弱電流がバッテリーから車体に流れることでバッテリーが上がってしまうことがあります。

それを防ぐために旅行や仕事の都合で長期間車両を置いておく際には、バッテリーのマイナス端子を外しておくと、自動放電や微弱電流が流れることを防止できるのです。

しかしそれでは手間がかかることがあり、難しい作業になります。

それに対しバッテリーキルスイッチは一度取り付けるとその後の操作が簡単になりとても便利です。

専門サイトなどから調べてまとめていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

バッテリーキルスイッチの仕組みを解説

バッテリーキルスイッチはそもそもどのような仕組みになっているのでしょうか。

バッテリーキルスイッチはバッテリー本体の端子部分とケーブル端子側の間に取り付けて使います。

本体は2つに分かれたセパレート構造になっていて、中心の摘みネジを時計回りに回して締めるとネジを介して電流が流れ、反対に反時計回りに回して緩めるとネジが離れて電流の流れを止めることができる仕組みです。

バッテリー端子を付け外しする必要がなく、摘みネジを回すことで切り替えができるためとても簡単になります。

バッテリーキルスイッチの仕組みや操作方法について詳しく解説しているYouTube動画を掲載しますので参考にしてみてください。

バッテリーキルスイッチのメリット

バッテリーキルスイッチを使用することのメリットについてまとめます。

メリットは以下の3点です。

・操作が簡単
・安く購入できる
・盗難防止になる

1つずつ説明していきます。

操作が簡単

バッテリーキルスイッチは摘みネジを回すだけでオンとオフの切り替えができます。

バッテリーの端子をつけ外しする手間に比べると、かなり簡単に切り替え可能です。

取り付けたあともそのまま付けておいたままでも大丈夫ですので、後からバッテリーキルスイッチを取り外す必要もありません。

操作が簡単になることが最大のメリットと言えます。

安く購入できる

バッテリーキルスイッチ本体はAmazonや楽天ショッピングなどでも売られています。

金額は約800円〜1,000円前後です。

安価で購入がしやすい点もメリットと言えます。

盗難防止になる

バッテリーキルスイッチはバッテリー上がりを防止するためのものですが、盗難防止にも効果があります。

万が一に自動車を盗まれそうになっても、バッテリーから電流が流れないとエンジンを動かすことができません。

ボンネットを開けてバッテリーキルスイッチを操作すればエンジンはかかりますが、実際にボンネットを開けて見ないとバッテリーキルスイッチがあるかは確認すらできません。

窃盗犯はなるべく早く窃盗を行いたい心理があるため、その一手間が必要になるだけでも盗難防止になります。

バッテリーキルスイッチのデメリット

では反対にバッテリーキルスイッチのデメリットはどのようなものがあるのでしょうか。

デメリットは以下の2点です。

・取り付けには知識が必要
・ネジを緩めすぎると外れてしまう

こちらも1つずつ説明していきます。

取り付けには知識が必要

自動車のバッテリー端子には2種類あります。

「B端子」と、「D端子(CDEFGH共用)」のタイプです。
この2つは大きさが異なり、違うものだとサイズが合わず取り付けることができません。

どちらのバッテリー端子の種類が使用されているかは、バッテリー本体を見るか、車種とバッテリーでWEB検索をすることで確認できますが、ある程度の知識がないと確認が難しいかもしれません。

取り付け作業も、バッテリー端子を取り外しバッテリーキルスイッチを取り付ける作業が必要です。

慣れていない方だと難しい作業になります。

自信がない場合は販売店やオートバックスやイエローハットなどの店舗で相談してみると良いでしょう。

ネジを緩めすぎると外れてしまう

バッテリーキルスイッチは摘みネジを締めたり緩めることで操作を行います。

バッテリーを切断するには緩めるのですが、その際に緩めすぎると摘みネジが外れて落下してしまうことがあります。

それを防ごうと反対に緩め具合が足らないと、切断し切らないままになってしまうのです。

もし摘みネジが外れてエンジンルーム内に落下すると取り出しにくくなることも。

ですので緩め具合にも気をつける必要があります。

まとめ

ここまでバッテリーキルスイッチのメリットやデメリットについて解説してきました。

以下がまとめになります。

メリット

・操作が簡単
・安く購入できる
・盗難防止になる

デメリット

・取り付けには知識が必要
・ネジを緩めすぎると外れてしまう

バッテリーキルスイッチは取り付けには知識や慣れが必要ですが、とても安価に購入ができます。

バッテリー上がりを防止できる他にも、盗難防止にも効果があるのも嬉しいポイントです。

旅行や仕事の都合などで自動車を長期間置いておくことがある場合には使用するととてもメリットがあります。

気になる方はぜひ使用を検討してみてくださいね。