水ほうき水栓のデメリットは?類似品が売ってるかも調査!

水ほうき水栓はTOTOが販売している水栓です。
TOTOまたはタカラスタンダードのシステムキッチンに付属されることが多いです。
水が幅広く出る為、洗い物をするのに便利ですし、また水は空気を含み、少量の水でも大粒めの水滴を出すことができ節水効果があります。
最近では非接触型の手をかざして水を出すものもあり、非接触が推奨される今に、衛生面でうってつけです。

良いことづくめですが、水ほうき水栓にデメリットはあるのでしょうか。
また、価格もやや高めの水ほうき水栓ですが、その類似品などは販売しているのでしょうか。
このページでは水ほうき水栓のデメリット、メリット、評判そして類似品をご紹介していきます。

水ほうき水栓のデメリットやメリットは?

水ほうき水栓はいいことづくめに見えますが、長所と短所はどの商品でも表裏一体です。
デメリットはではどのような点にあるのでしょうか。
デメリット、メリットを順に説明していきます。

デメリットについて

デメリットについては下記の点が考えられます。
順にご紹介していきます

・価格が高い
・流水の幅が広い

価格が高い

水ほうき水栓はシステムキッチンとセットで販売されることが多いため、システムキッチンごとの購入でないと手に入らない水栓です。
また、2022年2月より非接触型が多くなっているため、水栓本体の価格だけでも約7万円であることがあります。(TOTO製(TOTO) KETEKC35SET タッチスイッチ水ほうき水栓LF)
なお、同じTOTO製品でも一般的な操作で使える水栓(TKS05301J)は1万円台で購入可能です。

節水機能のあるものだけに、良い性能があるため、コストに転換されています。

流水の幅が広い

商品はほうきのように出るので「水ほうき水栓」というネーミングが付けられています。
名の通り、幅広く水が出るので、フライパンや鍋の様な大きめのものを洗う時等には助かります。
幅広めの流水が売りの商品です。

一方で、水が散りすぎて使いにくいという意見もあり、人の好みにもよりますが、使いにくく思う人もいます。

メリットについて

水ほうき水栓のメリットは下記の通りです。
順に説明していきます。

・節水ができる
・スペースが広い
・シャワーで鍋、フライパン等を隅々まで洗える

節水ができる

水ほうき水栓を使い、節水効果があるとうたわれています。

実は、この水栓では流れる水に空気が含まれ、水滴が大粒になる為、流れる水のボリュームが大きくなる仕様です。
TOTO自身は約37%の節水効果があると公表しています。
「エアイン」といい、TOTO自身の商標登録です。

スペースが広い

デザインがコンパクトで、水栓とシンクの距離が離れているので、鍋、フライパンといった大きめのものを洗うのに便利です。

シャワーで鍋、フライパン等を隅々まで洗える

幅広い水が出る上、シャワーとしても使えるので、大きめの調理器具を洗うのに便利です。
特に油汚れのしつこいものの場合、「エアイン」の技術と幅広めの流水で、汚れを落としやすい作りとなっています。

水ほうき水栓の口コミ評判を調査!

水ほうき水栓にはどんな評判があるのでしょうか。
良い口コミ、悪い口コミ、順にみていきましょう。


良い口コミ

「シンクを流水で隅から綺麗にできる」
「大きめの調理器具が洗いやすい」

名前の通り、ほうきのように水が出るので、シンク掃除にもぴったりな仕様です。
また、大きめな調理器具の洗浄時も、洗剤の泡を短時間で洗い流せるので便利という声があります。

悪い口コミ

「流水の幅が広すぎる」
「使い方に慣れない」

前述でもありましたが、水がはねてしまい苦労するという声がありました。
また、シャワーの穴の並び方が滅多にない作りです。
円形に並ぶのではなく、長方形に並んでいます。
その為、水の出方が大半のキッチン水栓と違う形状です。
水の流れ方に慣れないという人もいます。

 

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水ほうき水栓の類似品は売ってる?通販を紹介

さて水ほうき水栓の類似品はあるのでしょうか。
水ほうき水栓については下記が特徴といえます。

・幅広い流水
・洗いやすさ
・節水効果

上記をややカバーしている商品としては、水栓というよりも、キッチンシャワーが類似しているといえます。
中でも下記が水ほうき水栓の類似品として適しているものです。
順に説明していきます。

・水生活製作所/MIZSEI ふりふりキッチンシャワー SV212
・SANEI キッチンシャワー PM254

なお、上記2点は次のECサイトで購入が可能です。(2022年7月調べ)

・Amazon
・楽天市場
・Yahooショッピング

水生活製作所/MIZSEI ふりふりキッチンシャワー SV212


水栓の先端部分に取り付ける器具です。
流水のパターンを3種類に変更でき、40%〜50%の節水効果があります。
ストレートのパターンは小さめの容器を扱う際、手洗い時にちょうどよく、空気を含んだ水のため、触ると柔らかい流水です。
シャワーのパターンは流水の範囲が幅が広くなっているため、調理器具等の洗浄に適しています。
溜め水のパターンはその名の通り、容器に水を早く入れたい時にちょうどいい流水の量です。
ホースシャワーのように、延ばすことはできませんが、角度を変えることができるので、シンクのお掃除も楽にできます。
お値段は2,000円台後半ほどで、水栓交換するよりも低コストで設置できます。

口コミでも「角度が変えられ便利」「洗い物にかかる時間が減った」という声があり、評価が高いことがわかります。

SANEI キッチンシャワー PM254


水洗器具メーカー大手のSANEIが販売しているキッチンシャワーです。
蛇口先端に付けますが、角度を変えることができ、約35%の節水効果があります。
流水のパターンはストレート・シャワーのシンプルな2種類のみです。
ストレートのパターンは水の中に細かな空気を含んでいるので、流水に触れると柔らかいです。
シャワーのパターンは流水が細かいですが、勢いがあるので油汚れの強い洗い物に適しています。
値段も1,100円台とお手頃です。

口コミでは「洗う時も料理をする時も程よい水の量」「洗い物、シンク洗浄が楽になった」「水はねがしない」という声があります。

まとめ

TOTO製水ほうき水栓のデメリット、メリット、口コミ、類似品があるかを説明して参りました。
いかがだったでしょうか。
節水効果があり、かつ幅広の流水で洗い物が楽になることをうたっているTOTO製品の水栓ですが、その売りの特徴が、他の水栓と異なるためデメリットとなっていました。
水ほうき水栓でなくとも、洗い物やシンク掃除をきちんとしたいという人には類似品に揚げた商品を試してみてもいいでしょう。
今回ご紹介した内容が皆さんの参考になれば幸いです。