コープ出資金増資のメリットとデメリットを解説!配当金はいくら?

不景気が嘆かれる世の中。

お金を少しでも増やそうと、預金を投資などに使う人もいるでしょう。

今、生協のコープ出資金でお金を増やそうとしている方が多くなっています。

ただ、お金を出資する先として、まだよくわからないものに出資したくはないかと思います。

ということで今回は、

・コープ出資金増資のデメリットって何?
・コープ出資金増資のメリットって?
・コープ出資金増資の配当金情報

についてまとめてきました。

コープ出資金増資のデメリットとしては、利益がない場合は配当がないことや、出金する際に時間がかかるなどで、メリットとしては銀行預金よりも多く配当がもらえるといったことがあります。

2022年度のコープの配当金は、0.1%から0.4%でした。

コープの公式HPや質問サイト、SNSなどの情報をもとにまとめてきましたので、生協の出資を考えている方やコープ出資金増資に興味がある方はぜひ続きをご覧ください。

コープ出資金増資のデメリットを解説

まず、コープの出資金増資にはどのようなデメリットがあるのでしょうか?

そのデメリットについて、

・配当が出ない場合もある
・資産が戻ってこないケースもある
・出金に時間がかかる

の3つを解説します。

配当が出ない場合もある

デメリット1つ目は、配当が出ない場合もあるということです。

コープの出資金は、お店などが利益を出した場合に配当が配られます。

そのため不景気で利益が出なかった場合、配当が出ないというリスクがあります。

資産が戻ってこないケースもある

資産が戻ってこないケースもあるのが、デメリットの2つ目です。

仮に出資した先が倒産した場合、戻ってこないというケースも決して0ではありません。

銀行などに預けた場合は「元本保証」といって、預けた分のお金はたとえ倒産しても保証されますが、出資金の場合はその制度はありません。

出金に時間がかかる

3つ目は出金に時間がかかるというものになります。

出資金を手元に戻したい場合、生協を退会するか出資額を減資する必要がありますが、その際には、書類の記入と提出が必要です。

また提出してもすぐにお金が戻ってくるというわけではなく、数か月先になってしまうケースもあります。

と、以上がコープ出資金のデメリットです。

配当が出ない、元本保証がないことがデメリットです。

ただ、元本保証がないというデメリットは、あくまでそういった制度がないというだけであり、倒産したら必ず戻ってこないわけではありません。

売り上げが低迷したお店は、出資金を返したうえでお店を閉鎖するといったケースもあり、出資した側に配慮されることもあります。

コープ出資金増資のメリットを解説

コープ出資金の増資にはデメリットもありますが、反対にメリットもいくつかあります。

そのメリットについて、

・銀行よりも多い配当が得られることが多い
・少額から出資ができる

の2つを解説します。

銀行よりも多い配当が得られることが多い

1つ目のメリットは、銀行よりも多い配当が得られるケースが多いということです。

銀行にお金を預けた場合、普通預金では0.01%以下のケースも多くありますが、コープ出資金の配当は、0.1%や0.4%がもらえた場合もあります。

そのため銀行に預けるよりも、多くの配当をもらいやすくなります。

少額から出資ができる

少額から出資ができるのもメリットの1つです。

コープ出資金はたくさん出資することもできますが、少額で出資できることも特徴です。

毎月500円や1,000円と少ない額から出資ができるので、あまり家計の負担になることはないでしょう。

以上が、コープ出資金増資のメリットです。

配当の額が多かったり、少額投資ができることがメリットとなります。

コープ出資金増資の最新の配当金情報を解説!2022年

コープの出資金は、銀行の配当よりも多くもらえる場合があるのがメリットでした。

それでは実際にコープで出資した場合、どのくらいの配当金がもらえるのか?

2022年度に行われた通常総代会で「2021年度 出資配当金および利用分量割戻金」が承認されたことを受け、その時の利率が決定されました。

2022年(2021年度の出資配当率)における配当は、場所によって、0.1%から0.4%が出ました。

0.4%の場合、仮に100万円出資していた場合は、4,000円の配当が出たということになります。

その配当に関しては、「出資金のお知らせ」という形で出資者に知らされました。

ということで、2022年におけるコープ出資金の配当は0.1%~0.4%です。

単に銀行に預けるよりも、多くの配当がもらえたことになります。

2023年以降も同じ額の配当が出るとは限りませんが、単に銀行に預けておくだけなら、このように出資した方がメリットが大きくなるのかもしれません。

まとめ

今巷で評判のコープ出資金増資。

そんなコープ出資金増資のデメリットやメリットについて解説してきました。

今回のまとめはこちら↓↓

『コープ出資金増資のデメリット』
・配当が出ない場合もある
・資産が戻ってこないケースもある
・出金に時間がかかる
『コープ出資金増資のメリット』
・銀行よりも多い配当が得られることが多い
・少額から出資ができる

コープの出資金を増資することで、多くの配当がもらえるといったメリットがあるようです。

反対にデメリットもいくつかあるようで、それらを天秤にかけたうえで出資するかどうか選ぶと良いようです。

2022年は0.4%の配当があったということで、少なくとも銀行に預けるよりかはましなのかもしれないですね。

では、ここまでご覧いただきありがとうございました。