今や当たり前になりつつあるキャッシュレス決済。
お店側にとってもお客さんが増えるとpaypayを導入する所が増えていますが、最近「PayPayマイストア ライトプラン」という制度が導入されました。
それまで手数料等が無料で使えたpaypayですが、「paypayマイストア ライトプラン」に加入するとどうなるのか、悩んでいるオーナー、事業者の方も多いのではないでしょうか?
ということで、
・paypayマイストアライトプランのデメリットは?
・paypayマイストアライトプランのメリットとは?
についてまとめてきました。
paypayマイストアライトプランは1,980円で加入するプランで、お店の情報をpaypayアプリに掲載できるなどの特徴があります。
1,980円という料金は掛かるものの、決済手数料が安くなったり独自のクーポンが発行できるメリットがあります。
paypayの公式ホームページなどの情報をもとにまとめてきましたので、paypayを導入しているお店、またはこれから導入を考えている人はぜひ続きをご覧ください。
paypayライトプランとは?料金はいくらになる?
この投稿をInstagramで見る
paypayを導入するお店向けの新たなプランである「paypayマイストアライトプラン」。
そもそもpaypayは、決済する際の手数料がお店側では無料で使えるのがメリットでしたが、2021年の10月からその決済手数料が有料になりました。
お客さんが支払った時に、その金額の内1.6%か1.98%が手数料としてpaypayに支払われます。
paypayマイストアライトプランに加入した場合、その手数料が1.6%で利用することが可能です。
また、paypayマイストアライトプランのその他の特徴としては、お店に情報をpaypayのサイトに掲載できたり、クーポンの発行などをpaypayのアプリを通じて配信することができます。
paypayマイストアライトプランに加入する際の初期費用は1,980円。
それに加えてpaypayを利用する店舗毎にそれぞれ月額1,980円の利用料が発生します。
具体的なデメリットやデメリットについては次の見出しで解説していきます。
paypayライトプランのデメリット
では、paypayマイストアライトプランに加入すると実際どんな効果があるのか。
まずはそのデメリットについて、
・お店によっては加入しない方がお得
についてそれぞれ解説します。
月額利用料がかかる
デメリット一つ目は月額利用料がかかることです。
paypayは当初、初期費用や利用料などが無料で使えるのが最大のメリットでした。
元々利用料などがかからなかったのにもかかわらず、paypayマイストアライトプランに加入するとその分利用料が発生してしまいます。
前項でも紹介しましたが、初期費用として1,980円、プラスして月額利用料が一店舗ごとに1,980円発生します。
お店によっては加入しない方がお得
上記のデメリット1に関連しますが、導入する店舗によっては加入しない場合の方がお得になります。
paypayの決済手数料が有料化し、paypayマイストアライトプランに加入していると1.6%、未加入の場合だと1.98%がお客さんの支払いごとに発生してきます。
その二つの差は約0.4%。
この0.4%と、paypayマイストアライトプランに加入した場合の1,980円の費用を考えると、売り上げが58万円程度が分岐点となってなり、それ以上ならお得、それ以下ならマイナスになってしまいます。
特に個人商店のような小規模で売り上げの少ないお店の場合、paypayを導入するにしてもpaypayマイストアライトプランに加入しない方がお得になります。
以上がpaypayマイストアライトプランがデメリットになる点です。
元々無料でpaypayが使えるのに費用がかかったり、売り上げが少ないとマイナスになるなどのデメリットがあります。
paypayライトプランのメリット
paypayマイストアライトプランのデメリットはいくつかありました。
続いてpaypayマイストアライトプランのメリットについて、
・paypayアプリでクーポンの配信ができる
・paypayアプリでスタンプが自動で貯まる
についてそれぞれ紹介します。
決済手数料が安くなる
PayPayの手数料、PayPayマイストア月額1980円払ったら1.60%になる。
マイストアじゃなければ手数料1.98%
売上にしたら月に52万円PayPayの支払いが超えるなら、マイストア登録した方がええのかな?#PayPay#PayPayマイストア pic.twitter.com/bUjYzCNKd6
— Kent Ogura 小椋賢人 (@kentbrozers) September 8, 2021
第一のメリットは決済手数料が安くなることです。
繰り返しになりますが、paypayではそれまで支払いの際の決済手数料が無料だったものが有料になりました。
paypayマイストアライトプランに未加入の場合1.98%かかる決済手数料が加入時は1.6%になります。
デメリットのところでも解説したように、売上が58万円以下だとマイナスになりますが、それ以上の売上なら加入した方がお得になります。
売上が多ければ多いほど決済手数料の金額が減るので、そのような店舗はpaypayマイストアライトプランに加入した方がお得です。
paypayアプリでクーポンの配信ができる
【PayPayクーポンが加盟店独自に配信できるように、「PayPayマイストア」上から】
PayPayボーナスの付与条件や付与率、金額も自由に設定でき、クーポン配信後の詳細分析などもできる。
例えば、悪天候のときにクーポンを発行すれば、お客様の入り方をコントロールすることもできますね。
??続く pic.twitter.com/9qj0iIjMyW
— タツヤ @ 北海道 (@tatsunii_hana) December 23, 2020
paypayを導入したお店はpaypayアプリにお店の情報を載せることができます。
お店の写真を載せたり地図上にアイコンを表示させたりできますが、paypayマイストアライトプランに加入するとそこからクーポンを配信することができるのです。
クーポンを発行することでお客さんを増やすなどの効果が期待できます。
paypayアプリでスタンプが自動で貯まる
クーポンが発行できる他に、paypayアプリでスタンプ機能を使うこともできます。
どのようにすればスタンプを貯めるようにするかは店舗側で設定することができ、設定次第では収益アップにつながります。
スタンプは決済する際に溜めることができ、それを目的にお店にやってくる人が増えることでしょう。
と以上が、paypayマイストアライトプランに加入する時のメリットです。
決済手数料が安くなるほか、paypayアプリからクーポンの発行やスタンプ機能を追加することができます。
paypay側としてもこれ以外の機能もこれからどんどん増やしていく予定があるようなので、paypayを導入するならpaypayマイストアライトプランに加入した方がお店側にとってはお得になります。
ぜひpaypayマイストアライトプランに加入してみてください。
まとめ
キャッシュレス決済の代名詞ともいえるpaypay。
お店側がそれを導入する際のpaypayマイストアライトプランのデメリットやメリットを解説してきました。
・月額利用料がかかる
・お店によっては加入しない方がお得
・決済手数料が安くなる
・paypayアプリでクーポンの配信ができる
・paypayアプリでスタンプが自動で貯まる
デメリットとなるケースも多少はあるようですが、多くのお店の場合paypayマイストアライトプランに加入した方がお得になります。
それまで決済手数料がかからなかったものが発生するようになったのは残念ですが、それでも1.6%や1.98%の手数料は他のサービスよりもかなり低いのがpaypayの特徴です。
paypayをお店で使うのならpaypayマイストアライトプランに加入した方がお店の売上にもつながると思います。
paypayを導入している所、これから導入しようとしているお店はぜひそのプランに加入してみてください。
では、ここまでご覧いただきありがとうございました。