PiTaPaマイスタイルのメリットとデメリットを解説!フリースタイルと何が違う?

通勤や通学に必要不可欠なものと言えば定期券でしょう。

自宅の最寄駅から、学校や会社近くの駅までの区間の電車に乗れるのが定期券の仕様となっています。

そんな定期券が一般的な中、大阪県を中心に使える「PiTaPa」というカードのマイスタイルプランが多くの人に利用されています。

PiTaPaのマイスタイルというプランでは、定期券よりも電車やバスが安く使えるということで、注目を集めています。

PiTaPaのマイスタイルとは一体どんなものなのでしょうか?

ということで今回は、

・PiTaPaのマイスタイルのプランを使うメリットって?
・PiTaPaのマイスタイルを使うデメリットはある?
・PiTaPaのマイスタイルとフリースタイルの違いって?

についてまとめてきました。

PiTaPaのマイスタイルのプランのメリットは、使った分だけ料金がかかることや定期券よりも多くの駅が利用できることです。

PiTaPaのマイスタイルのプランのデメリットには、「登録駅」の利用が必要なことや乗り越しができないことになります。

フリースタイルとの違いは、1ヶ月の上限がないことです。

鉄道会社のHPや各SNS、質問サイトなどの情報をもとにまとめてきましたので、大阪付近に住んでいる方はぜひ続きをご覧ください。

PiTaPaマイスタイルのメリット

 

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大阪の地下鉄やバスなどに利用できるPiTaPaのマイスタイルのプラン。

ではまず最初に、そのメリットについて、

・定期券よりも多くの駅を利用できる
・使った分だけの料金
・口座引き落とし
・ネットから登録できる
・「無制限」で利用可能
・バスプランはバスが乗り放題

という6つを解説します。

定期券よりも多くの駅を利用できる

PiTaPaマイスタイルの最初のメリットは、通常の定期券より多くの駅を利用できることです。

一般的な定期券の場合、指定の駅と駅の間の駅でしか利用できませんが、PiTaPaマイスタイルはそれよりも多くの駅を利用できます。

PiTaPaマイスタイルではまず「登録駅」を2つ指定しますが、利用できる駅はその登録駅やその間の駅だけではなく、その周辺の駅まで広がっています。

それら駅を利用したとしても、あくまでPiTaPaマイスタイルの適用内となります。

使った分だけの料金

PiTaPaマイスタイルは使った分だけの料金しかかかりません。

定期券の場合、最初に一定額分の金額を払う必要がありますが、PiTaPaマイスタイルはあくまで使った分だけの料金しか支払いません

また、必要以上に使った場合においても、定期券分以上の料金は発生しません

多く利用した時は一定額分しか発生せず、少なく利用した時は料金が安くなります。

口座引き落とし

PiTaPaのカードは、基本的に後払いの口座引き落としなのがメリットです。

最初からチャージする必要なく、使った分が後から請求されるので最初に支払う必要がありません。

ネットから登録できる

続いてのメリットはネットからの登録が可能ということです。

定期券の場合は駅でしか発行することができませんが、PiTaPaマイスタイルのプランはネットから申し込み、登録することができます。

一部学生割引を適用する場合はネットからできませんが、それ以外の場合わざわざ駅まで行く必要がありません。

「無制限」で利用可能

PiTaPaマイスタイルは無制限で利用できます。

定期券は最初に料金を払うので、一定期間毎に手続きが必要ですが、登録時に期間を「無制限」としておけば以降の手続きは基本的に必要ありません。

バスプランはバスが乗り放題

最後のメリットはバスプランはバスが乗り放題ということです。

PiTaPaマイスタイルにはバスプランもあり、そちらで登録すると定期の登録区間内の大阪内のバスが乗り放題です。

使った分だけの料金がかかり、乗りすぎても一定額以上の料金はかかりません

と、以上がPiTaPaマイスタイルのメリットです。

主に電車におけるメリットが多数ありました。

普通に定期券を購入するよりもお得のようです。

PiTaPaマイスタイルのデメリット

定期券よりもお得なPiTaPaのマイスタイルプラン。

ただそんなPiTaPaマイスタイルにはいくつかデメリットもあります。

そのデメリットについて、

・必ず「登録駅」の利用が必要
・乗り越しができない
・振り替え輸送が利かない
・最初の利用期間に注意
・PiTaPaカードが必要

という5つを解説します。

必ず「登録駅」の利用が必要

PiTaPaマイスタイルのデメリットは「登録駅」の利用が必要ということです。

定期券の場合、指定駅の区間内ならどの駅で乗り降りしても大丈夫ですが、PiTaPaマイスタイルの場合、乗車駅か降車駅で「登録駅」の利用をしなければなりません

例えばA駅とB駅が登録駅の場合、その区間のC駅とD駅での利用はできません。

区間外の対象駅についても、必ずA駅かB駅の利用が必須です。

乗り越しができない

続いてのデメリットは乗り越しができないということです。

定期券などの場合、乗り越しした時は乗り越したぶんの区間の料金を上乗せして払えばいいだけですが、PiTaPaマイスタイルの場合は乗り越した分だけでなく、その時実際に利用した区間の駅の料金が発生します。

振り替え輸送が利かない

PiTaPaマイスタイルは振り替え輸送が利かないこともデメリットです。

事故等で振り替え輸送があるのが電車の悩みの種ですが、PiTaPaマイスタイルの場合振り替え輸送の制度が適用されません。

やむを得ず振り替え輸送しなければならない時は、その時の料金が必要となってしまいます。

最初の利用期間に注意

最初の利用期間に注意しなければならないのも、PiTaPaマイスタイルのデメリットです。

PiTaPaマイスタイルは必ず月の初めからの利用となります。

それ以外の日に登録しても、カードとしては月の初めから利用することとなります。

月の前半で登録した場合はその月から利用できますが、月の後半で登録した時はPiTaPaマイスタイルの適用は翌月からになります。

PiTaPaカードが必要

最後のデメリットは、PiTaPaマイスタイルにはPiTaPaカードが必要ということです。

PiTaPaカードは後払い制のため審査が必要であり、今すぐ欲しいと思って申し込んでもある程度の期間がかかります。

と、以上がPiTaPaマイスタイルのデメリットです。

通暁の定期券と比べると異なる点がいくつかあるようです。

PiTaPaマイスタイルとフリースタイルの違いは?

多数のメリットとデメリットのあるPiTaPaマイスタイル。

ただ、PiTaPaにはマイスタイルのプランでの利用とフリースタイルのプランでの利用ができます。

その二つの違いは主に、金額の上限があるかどうかです。

PiTaPaマイスタイルのプランは、上記で述べたように使いすぎても一定の金額以上の料金はかかりませんが、フリースタイルではその上限がありません。

あくまで使った分が後でそのまま口座から引き落とされます。

フリースタイルは登録駅等は指定しなくても済むので、より広くの駅を利用するならそちらの方が便利な場合もありますが、一定範囲内の駅を多く使う場合はマイスタイルプランの方がお得になります。

まとめ

定期券のようでいて定期券とは一味異なるPiTaPaのマイスタイルのプラン

今回はそのメリットやデメリットについてまとめてきました。

☆今回のまとめ!☆

『PiTaPaマイスタイルのメリット』

・定期券よりも多くの駅を利用できる
・使った分だけの料金
・口座引き落とし
・ネットから登録できる
・「無制限」で利用可能
・バスプランはバスが乗り放題

『PiTaPaマイスタイルのデメリット』

・必ず「登録駅」の利用が必要
・乗り越しができない
・振り替え輸送が利かない
・最初の利用期間に注意
・PiTaPaカードが必要

大阪付近で定期券を買うのなら、断然PiTaPaマイスタイルの方がお得なようです。

あくまで使った分だけなので最初からお金がかかる定期よりもお金がかからないでしょう。

では、ここまでご覧いただきありがとうございました。