パジャマを選ぶ時にどのくらい素材に拘っているでしょうか。
パジャマの中でも主に女性用が多く、見た目も可愛いことで話題となっているパジャマがあります。
それがレーヨンパジャマです。レーヨンパジャマは日本ではあまりメジャーではないように思えますが、実は欧米などでは綿のものよりもメジャーであり多く使用されています。
・レーヨンパジャマのおすすめ商品も知りたい！
という方に、
・レーヨンパジャマのデメリットを解説
・レーヨンパジャマのおすすめを紹介！
について解説します。
レーヨンパジャマはレーヨンという素材で作られています。
実はこのレーヨンとは高級品のシルクを人工的に作ろうとしてできた素材で、世界最古の人工繊維とも言われています。
レーヨンは松、トウヒ、ツガなどの木材パルプから採取した天然の植物原料を加工して作られています。
レーヨンは「光る綿」という意味で、光を意味する「Ray」と、綿を意味する「cotton」を組み合わせて「Rayon」と名付けられました。繊維を作る際にとても長い繊維になるため、生地にした時に独特の艶が生まれます。
石油などから作られる化学繊維とは違い、処分の際にも自然に還すことができるので自然にも優しいです。
衣類にすると、とても柔らかく着心地が良いのでリラックス感がありパジャマとしては最適です。
現在ではパジャマだけではなく寝具やインテリアにも多く使用されています。
衣類関連のサイトなどからの情報をまとめていますので、ぜひ参考にしてくださいね。
レーヨンパジャマのメリットを解説
まずはレーヨンパジャマのメリットについてご紹介します。
メリットは、
・一年を通して着れる
・コスパがいい
の３点です。
メリットについて１つずつ解説します。
着心地がいい
レーヨンパジャマはとても着心地が良いです。
レーヨンはもともとは人絹と呼ばれていました。高級素材であるシルクを人工的に作ろうとして生まれたものであり、植物繊維と化学繊維の両方のいいとこ取りをした特徴を持っています。
レーヨンはとても柔らかさがあり、綿などと比べると硬さやハリがありません。
肌触りもツルツルとしており、まるでシルクを着ているような感触を与えてくれます。
肌にまとわりつくような感触もなく、一晩中リラックスして着ることができます。
まるでシルクのような着心地があることがレーヨンパジャマの一番のメリットです。
一年を通して着れる
レーヨンパジャマは一年を通して着ることができます。
ぱっと見だと柔らかくツルツルとしているので夏には良さそうですが反対に冬だと寒そうな気もしてしまいます。
レーヨンパジャマは触れるとひんやりとした感触がありますが、実は熱がこもりやすい特徴があり冬でも暖かく着ることができます。
”ユニクロのヒートテック”も実はレーヨンが使用されています。
通気性や吸湿性もあるため夏には反対に涼しく着ることができ、汗をかいてもすぐに吸ってくれるので寝苦しくなったりもしません。
繊維は弱酸性であるため、汗などに含まれるアルカリ性を中和してくれることで消臭効果もあります。
夏にはひんやりと涼しく、冬には熱がこもって暖かく着ることができるので、レーヨンパジャマは一年を通して着ることができるのです。
コスパがいい
レーヨンパジャマはコスパがいいことでも知られています。
シルクは高級素材であるため、パジャマにせよ寝具にせよ絹製のものは高級品です。
ですが、人工物であるレーヨンはシルクに似た特徴を持ちながらもシルクよりも多量に生産できることから、１つあたりのお値段が安くなりやすいです。
シルクよりもお安く、シルクに似た着心地を得ることができるのはレーヨンパジャマの嬉しいメリットです。
レーヨンパジャマのデメリットを解説
では反対にレーヨンパジャマのデメリットはどのようなものがあるのでしょうか。
デメリットは、
・濡れると乾きづらい
の２点です。
デメリットについても１つずつ解説します。
洗濯に注意が必要
レーヨンパジャマは水に弱いため洗濯に注意が必要です。
レーヨンは吸湿性がありますが、反対にいうと洗濯の際に多くの水を吸ってしまいます。
水を吸った繊維は膨張することで繊維同士が引っ張り合い、洗濯後にレーヨンパジャマが縮んでしまいやすいです。
縮んだまま乾かすと今度はシワになりやすく、一度ついたシワは簡単に元に戻らなかったりもします。
レーヨンパジャマの洗濯はなるべく水を吸う量を少なく済ませることが重要になってきます。
レーヨン１００％のものだと、そのほとんどが水洗い不可になっているか、手洗いのみになっています。
レーヨンパジャマによっては洗濯機で他の洗濯物と一緒に洗うことができない場合もあります。
洗濯方法はタグに記載されていたりもするので、購入の際にはまず注意書きを読んで洗濯方法を確認しておくことも必要になります。
濡れると乾きづらい
レーヨンパジャマは濡れると乾きづらいという特徴を持っています。
吸湿性が高いレーヨンは中に多くの水分を中に吸収しやすく、洗濯して干していても他の洗濯物よりも遅れて乾くこともあります。
乾ききっていないと、洗濯物を片付ける際にレーヨンパジャマだけ乾いておらず、手間が増えてしまうことも考えられます。
また、汗も同じようにたくさん吸ってくれるので、多くの汗を吸ったまま起床後に着替えず長時間着ていると、体が冷えてしまうこともあります。
多くの汗をかいた日の朝にはなるべく早く着替えて、乾かす時間を取るためにも早めに洗濯をした方が良いでしょう。
レーヨンパジャマのおすすめを紹介！
レーヨンパジャマのおすすめ商品についても調べてみました。
カラーバリエーションが多く、見た目も可愛いレーヨンパジャマです。
ゆったりとしているので、よりリラックスして着ることもできます。
動きやすいデザインのレーヨンパジャマです。
ふわっとした感触がとても着心地がよく、デザインもシンプルであるため着やすいです。
柄が入ったレーヨンパジャマです。
着心地は他のものと同様とても良く、見た目もお洒落であるため見た目にもこだわりたい方におすすめです。
まとめ
ここまでレーヨンパジャマのメリットとデメリット、そしておすすめ商品について解説してきました。
以下がまとめになります。
【メリット】
・一年を通して着れる
・コスパがいい
【デメリット】
・濡れると乾きづらい
レーヨンパジャマは洗濯には注意が必要で乾きづらいこともありますが、複数のレーヨンパジャマを購入しておき使いまわすようにすると対応はしやすいかもしれません。
汗をかいた後だと早めに着替えることで体が冷えてしまうことも防ぐことができます。
デメリットへの対応さえできてしまえば、レーヨンパジャマはとても着心地が良く一年を通して快適に着ることができます。
コスパも良いのでお手頃なお値段でシルクに近い着心地を得ることができるのでとてもおすすめです。
いつもより上質な睡眠時間を過ごすためにも、レーヨンパジャマはとてもメリットを与えてくれます。
着てみたい方はぜひ購入して使ってみてくださいね。