釣具メーカーで有名なDAIWAさんが開発したスーパーメタルトップはご存知でしょうか。
スーパーメタルトップは、DAIWA独自のテクノロジーで作られた超弾性チタン合金のトップです。
しなやかでありながら強度もあり、釣りを楽しむ人の中では話題となっています。
スーパーメタルトップの名前は聞いたことがあるけれど、メリットとデメリットはどのようなものがあるの?
使用した方の評判は?
と気になっている方に、
・スーパーメタルトップのデメリットを解説
・スーパーメタルトップの口コミ評判を調査
・まとめ
について解説します。
もともと釣竿のトップと呼ばれる先端の部分は、カーボン素材が現在の主流となっており、しなやかさと強度を各メーカーが競い合っています。
釣りをするにおいて大事なのは魚がかかったかどうかを判断しやすいことです。
カーボン素材のようにしなやかさがあれば魚が餌やルアーにかかった時の振動が伝わりやすいです。
しかしDAIWAさんはそのトップにカーボンではなく超弾性チタンを使用することを選びました。
超弾性チタンとはメガネのフレームなどで良く使用される弾力のあるチタン合金です。
釣竿本体と先端の超弾性チタンを繋ぎ合わせることは実は難しく、それを可能にしたのがDAIWAのテクノロジーです。
先端を超弾性チタンにしたことで様々なメリットを生み出すことができました。
DAIWAさんのHPや釣り専門のブログなどからの情報をまとめていますので、ぜひ参考にしてくださいね。
スーパーメタルトップのメリットを解説
スーパーメタルトップのメリットはどのようなものがあるのでしょうか。こちらで調べてみました。
メリットは
・魚が釣れやすい
・強度が高い
の3点です。
メリットについて1つずつ解説します。
魚がかかった感度が大きい
スーパーメタルトップはこれまでのカーボン素材よりも魚がかかった時の感度が大きいです。
釣りをしたことのある方ならわかりますが、魚がかかった時の感度に合わせて竿を引くことで釣り針がかかります。
この時の感度が伝わりづらいと、魚がかかったタイミングが分からずに餌を取られてしまったり針が外れたりします。
スーパーメタルトップは弾力性のある先端がよりしなやかに曲がることで、感度が伝わりやすいです。
釣り人の中に餌取りとして有名な魚のカワハギがいます。
かかった時の感度が他の魚に比べて弱く、タイミングが分からないことで知らないうちに餌を取られていたりします。
スーパーメタルトップはこのカワハギ釣りでもかかった時の感度がしっかりと伝わってくれるので、カワハギ釣りにはスーパーメタルトップ一択だとも言われているほどです。
魚が釣れやすい
魚は餌やルアーを食べた時に違和感を感じればすぐに吐き出してしまいます。
それは針の感触というよりは、釣り人の持つ釣竿に引っ張られる感覚があるとその違和感を感じるからです。
しかしスーパーメタルトップであれば先端がしなやかに曲がることで、魚側からしても違和感が少なくなります。
そのため魚が餌を咥えている時間が長くなり、魚が釣れる確率が上がります。
これは釣りをする方にとっては嬉しいメリットではないでしょうか。
強度が高い
スーパーメタルトップに使用されている超弾性チタンはメガネのフレームにも使用されています。
とても復元力が高く、強くしなっても折れずに元に戻ってくれる素材です。
釣りをする最中に大きな魚の強い力で引っ張られると、先端の大きなしなりに耐えきれずに折れてしまうことが時にあります。
超弾性チタンを使用したスーパーメタルトップであればこの大きなしなりにも耐えてくれ、折れにくく長持ちするメリットもあります。
また、金属であるため仮に糸絡みや何らかの衝撃で曲がってしまった場合でも、手で反対方向に曲げれば元に戻すことも可能です。
この際は金属疲労も起こるため、何度も繰り返すと強度が低下するので要注意です。
スーパーメタルトップのデメリットを解説
それでは反対にスーパーメタルトップのデメリットはどのようなものがあるのでしょうか。
デメリットは
・真冬には使いづらい
の2点です。
デメリットについても1つずつ解説します。
キャストに慣れる必要がある
スーパーメタルトップは従来の竿に比べてキャスト(投げる動作)をする時に慣れないと難しいことがあります。
これはスーパーメタルトップの特徴である強いしなりによるものです。
キャストの際に少しでも力んでしまうと、しなった先端が下方向に向いてしまい投げた餌やルアーが予測よりも下に飛んでしまったりします。
慣れてしまえば問題なく投げることができるようになるようなので、購入した後は少しずつ練習して慣れると良いでしょう。
真冬には使いづらい
スーパーメタルトップに使用されている超弾性チタンは特に冷えた外気に晒されると弾性が低下してしまう可能性があります。
特に5℃以下の気温の中だと弾性の低下が徐々に出始め、0℃になると著しく低下するようです。
その際には使用を避けた方が良いです。
一度冷えてしまったスーパーメタルトップでも、その後にお湯に浸けておけば元に戻るようです。
スーパーメタルトップの口コミ評判を調査
スーパーメタルトップの口コミ評判についても調べてみました。
やっぱりスーパーメタルトップ、ちょっと重いというか、慣れないね
ただ、感度はめっちゃ良さそう!! pic.twitter.com/J4qKxwx8NV
— ひろ君 (@fishing_hiro46) December 10, 2021
極鋭釣行2回目@鴨居沖
穂先の揺れを感じてアワセ。思わず”スーパーメタルトップぅ〜!”って叫んでしまいました。#山下丸#カワハギ pic.twitter.com/8yX1emDjTq
— k.ogi (@kogi010203) October 30, 2021
スーパーメタルトップの凄いのは手元感度はもとより、止まりのアタリを瞬時に跳ね上げモーションで伝えてくれるところ♪♪
0.4㎜高弾性チタン合金のなせるワザ!今時期の即掛けスタイルでは最強の武器になりますね~ pic.twitter.com/n3CV0GNSAy— BLACK STALKER (@mongoose3des) November 14, 2020
やはり独特のしなりに最初は慣れない方もいるようですが、かかった時の感触に感動している方が多いようです。
難しいとされているカワハギ釣りにも大活躍しているようです。
まとめ
ここまでスーパーメタルトップのメリットとデメリット、そして口コミ評判について解説してきました。
以下がまとめになります。
・魚がかかった感度が大きい
・魚が釣れやすい
・強度が高い
・キャストに慣れる必要がある
・真冬には使いづらい
スーパーメタルトップは独特のしなりの強さに慣れない方もいるようですが、そのしなりにより魚がかかった時の感覚がより伝わってくれたり、魚が違和感を感じにくいことで釣れる確率も上がります。
寒い場所ではその弾性が低下することもありますが、再度暖かいところに持っていけば心配はいりません。
超弾性チタンによる高い強度も釣り人にとってはありがたく、スーパーメタルトップを使用するメリットはたくさんあります。
気になる方はぜひ釣具店で実際に見てみてくださいね。