泳力認定のメリットを解説!高校受験で有利になるって本当?

水の中を泳ぐスイミング。

水中に浮かびながら泳ぐさまは、まさに魚も同然です。

そんなスイミングをお子さんが習っている家庭も多いかと思いますが、それに関する「泳力認定」という資格があるのはご存知ですか?

公的な資格である泳力認定。

ただ名前は知っていても、それが何なのかよく知らない方も多いかと思います。

ということで、

・「泳力認定」と「泳力検定」の違いって?
・泳力認定のメリットは?
・泳力認定ってどのくらい難しい?

についてまとめてきました。

泳力認定と泳力検定の違いは、主催する組織やテストの違いなどです。

泳力認定は公的な資格のため、受験の際に書けるメリットがあります。

泳力認定の難易度としては、長い距離を泳ぐ基礎体力が必要というものがあります。

発行元のHPや質問サイト、SNSなどの情報をもとにまとめてきましたので、スイミングスクールに通っている子供がいる家庭や、お子さんが受験間近の家庭はぜひ続きをご覧ください。

泳力認定と泳力検定の違いは?

泳ぎに関する資格である泳力認定。

ただ「泳力認定」と似たようなものに、「泳力検定」というものがあります。

その2つの違いについて、

・組織の違い
・テスト方法の違い
・階級の違い

の3つを解説します。

組織の違い

泳力認定と泳力検定の違いはまず、それを行う組織に違いがあります。

泳力認定は、「一般社団法人日本スイミングクラブ協会」の資格です。

それに対して泳力検定は、「公益財団法人日本水泳連盟」の資格となっています。

また泳力検定は、バックアップ組織が株式会社ニチレイであることから、「ニチレイチャレンジ」という名称でも呼ばれています。

テスト方法の違い

2つ目はテスト方法の違いです。

泳力認定は泳いだ距離の長さに応じて級や段位が上がり、泳力検定は泳法とタイムで級が上がる方式となっています。

その違いの理由は、泳力認定が、「長く水泳を楽しんで続ける」を重要視し、泳力検定が「自らの泳力を知り、高めていく」という目的の差があるからです。

階級の違い

階級の違いもそれぞれ違います。

泳力認定の階級には、まず年齢によって「ジュニア」と「マスターズ」に分かれ、それから級位が6段階、段位が10段階まであります。

泳力検定の場合は、1級から7級までの級位です。

と以上が泳力認定と泳力検定の違いです。

主催組織やテスト方法などに差がありました。

泳力認定のメリットを解説!高校受験で有利になる?

泳いだ距離に応じて級位が変わる泳力認定。

泳力認定を取ることのメリットについては、ずばり、

「公的な資格である」

ということです。

公的な資格であるため、履歴書や経歴書はもちろん、受験などの内申書に書くことも可能です。

それを持っているだけでどのくらいにメリットになるかは、その試験官によって判断基準は変わりますが、もし、水泳部の強い学校に入るとすれば、全くの無関係ということにはならないでしょう。

また、受験でない履歴書や経歴書も同様ですが、仮に体力が必要な職場の場合、少なからず影響があるかと思います。

泳力認定を持っているから合格、採用が決まるとはならないでしょうが、公的な資格である以上、持っておくことで多少のメリットはあります。

泳力認定の難易度はどれぐらい?

公的な資格である泳力認定。

では、それを取る難易度はどのくらいなのでしょうか?

違いの項目でも述べたように、泳力認定は、泳いだ距離に応じて級位が上がるシステムです。

例えばですが、マスターズ1級を取った人が、次に初段になるには、1級を取った後に、110,000m以上泳がなければなりません。

初段が二段になるには、初段になってから120,000m以上泳ぐ必要があり、二段が三段になるには、二段になってから、130,000m以上を泳ぎます。

このように、泳力認定は泳いだ距離の長さに応じて級位、段位が上がります。

そのため、ある程度の基礎体力が必要であるともいえるので、体力に自信がない人には難しいかもしれません。

ちなみに泳力検定の場合は泳ぎ方とタイムが試験方法なので、こちらはある程度うまく泳ぐ必要があり、そこそこの運動神経が必要かと思います。

難しいと感じるかどうかは結果的にその人それぞれによりますが、泳力認定を受ける場合には、基礎体力が必要不可欠でしょう。

まとめ

水泳に関する資格、泳力認定。

そんな泳力認定とはなんなのか、そのメリットなどについて解説してきました。

○今回のまとめ!○

・泳力認定と泳力検定の違いは、主催する組織やテスト方法の違い
・泳力認定は公的な資格のため、履歴書や内申書に書けるメリットがある
・泳力認定は泳いだ距離に応じて資格が得られるので基礎体力が必要

泳力認定は公的な資格のため、少なからず受験などにメリットがあるかと思います。

資格は泳いだ距離に応じて変わるようなので、体力に自信がない人は難しいかもしれません。

では、ここまでご覧いただきありがとうございました。